
人工関節手術の時期は。いつするのが適当でしょう
人工関節の手術時期に関して、手遅れの時期というものはありません。人工関節以外に治療方法が無く、しかも痛みや、可動域の制限のために、日常生活や仕事に支障がある末期関節症の患者さんに人工関節手術が良い適応になります。
手術をする時期は、患者さん自身が、日常生活が非常に不自由で仕事もできない、楽しみもない、 もっと生きがいのある生活をしたいとお考えになった時に手術をすればよいと思います。 レントゲン写真でどんなに悪くても痛みが軽い人もいます・レントゲン写真の状態だけで手術の時期を決めることはできません。 家庭、会社などの都合に合せて決める方が安心して手術を受けることができます。家族や会社、いろんな人の十分な理解が大事です。 ただ、いたずらに手術が怖いからといって逃げてばかりいるのは賢明ではないと思います。 最近は麻酔法も進歩しており術中の不安も少なく、手術後の痛みもさほど出ないように工夫して行われています。
手術の時期は一応60歳以降としていますが、障害の程度が優先され、年齢による適応の時期はあまり考えないほうが良いのでないかと考えます。40歳代であっても、80歳代であっても、手術の時期はその人の生活を中心に考えたいと思います。その年代に合った人生の楽しみが関節の痛みや動きの制限のために出来ないのであれば私は手術の決断を勧めます。










