
一人暮らしの人が人工関節手術を受ける場合
入院に際し付き添いをお願いする事はありません。医療や看護・介護の面で必要なことはすべて職員が行います。ただ手術する前にいろいろな説明をしたり、ご了解していただきたいことがありますので誰か本人以外の人(保証人となっていただく人)においでいただくことがあります。入院中の衣服の洗濯などでは自分で出来るようになるまでどなたかにお願いいたします。入院・手術と言うものは誰にとっても大きなストレスとなります。特に入院の経験がなかったり、ベッドで休むことが初めての人にとっての入院生活は非常に大きなストレスになることが予想されます。ことに高齢の人が手術を受けた後に、全身麻酔の影響や脳や心臓への一時的血流障害の影響によって精神的に不安定な状態になることがあります。人によっては記憶が朦朧としたり、自分の意志で行動が出来なくなる人もいます。ほとんどの場合リハビリを開始することで精神的安定は得られ元通りになりますが、家族の方々の精神的支えが非常に重要です。そのような精神的慰安を目的に術後数日お泊りになることは構いません。

手術前には気付いていなかった病気、例えばパーキンソン氏病などいろいろな病気が手術後に悪化することもあります。手術による種々の合併症が発生すると、高齢の人では若年者に比べ回復能力が低いために、回復がかなり遅れるばかりでなく、完全に回復しないこともあります。その結果として、一人暮らしが困難になることもあります。
当院には術前、入院中、退院後の生活面での不安がおありの方に対する相談窓口として、メディカル・ソーシャルワーカー(社会福祉士)がいます。更正医療、介護保険、身体障害者手帳申請などの手続きのお手伝いや助言をしています。お気兼ねなくご相談ください。










