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冠攣縮性狭心症

この病気をごぞんじですか?
「かんれんしゅくせいきょうしんしょう」という、喫煙の害(煙の酸化ストレス)が大きく関与する心臓病で、言わばタバコ病のことです。

狭心症はタバコを吸う日本人に多い病気です。冠攣縮性狭心症とは、喫煙の害(煙の酸化ストレス)が身体に増大している病態で、血管を含む身体全体の老化、臓器障害、発ガンの可能性も意味しているのです。

同一人物の冠動脈<発作時><非発作時>

冠攣縮性狭心症は、大切な心臓を動かし、生命を維持するためにとても重要な血管である冠動脈が、痙攣(異常収縮)して血流不全(虚血)を生じて発作性に起こります。多くは、夜間や早朝の安静時に起こり、心筋梗塞や突然死の原因となる恐ろしい病気です。睡眠中の発作が多く、半分以上の発作は、自覚されず急変に至る可能性がある病気です。環境因子として、喫煙が最も重要であることがわかっており、実は受動喫煙さもこの疾患の発症に大きく関係していると考えられます。

熊本機能病院 熊本加齢医学研究所 所長(元熊本大学循環器内科教授)の泰江弘文先生は、長年我々にご指導されながら、狭心症の原因解明と治療法に世界の先駆者として取り組んでこられました。この冠攣縮性狭心症の原因や治療法は泰江先生のお陰で、病態解明や診断方法、治療方法が進んできましたが、我々臨床医は、この疾患をしっかりと年頭におき、より望ましい治療の展開を進めるべき状況と考えられます。その第一歩として、禁煙実行が重要であることから、真剣に禁煙活動を推進しています。禁煙が最重要の薬なのです。