診療科

血管外科

外来診察担当表

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午前 萩原 正一郎 中島 昌道   中島 昌道 萩原 正一郎
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診療科案内

主に末梢⾎管疾患(閉塞性動脈硬化症、下肢静脈瘤、深部静脈⾎栓症)の診断・治療を⾏っています。

閉塞性動脈硬化症

動脈硬化によって動脈が閉塞し、下肢の血流障害をきたす病気で、社会の高齢化に伴って増加傾向が見られます。進行してくると(重症虚血肢)、正常に歩けなくなるだけではなく、切断の危機にさらされる場合もあります。まずは禁煙、内服薬、運動療法を行いますが、不充分な場合は血行再建(バイパス手術など)を行います。

下肢静脈瘤

下肢の表面の静脈が拡張する病気ですが、その中でも伏在静脈の逆流によるものは浮腫みやだるさ、こむら返りの原因となることが多く、進行すると皮膚炎(色素沈着)や皮膚潰瘍を起こす事があります。自然治癒することはありませんが、手術によって症状を改善することが出来ます。当院では従来のストリッピング手術(皮膚を切開し逆流している伏在静脈を引き抜く)の他に、高周波アブレーションカテーテルによる血管内焼灼術(逆流している伏在静脈をカテーテルにより内部から閉塞させる)を行っています。麻酔科との連携で、痛みを感じない手術を2〜3日の短期入院で行っています。

高周波アブレーションカテーテルによる血管内焼灼術

また、2019年からはより低侵襲な血管内塞栓術(グルー治療:逆流している伏在静脈にカテーテルを入れ医療用糊にて閉塞させる)も開始し、日帰り手術にも対応しています。(下記メディカルノート「下肢静脈瘤とはどのような病気? 治療の新たな選択肢とは」をご参照ください)

また、⼼臓⾎管外科領域(大動脈瘤手術、心臓手術)の周術期管理も⾏っています。閉塞性動脈硬化症も含め、合併する事の多い心疾患に対しては循環器内科と連携することにより、患者さんにとって最適な診療を提供するよう心掛けております。

診療科の特徴・実績をみる

取り扱っている主な傷病・疾患など

末梢血管疾患 閉塞性動脈硬化症 静脈性疾患(下肢静脈瘤) 心臓血管手術術前後管理
弁膜症 狭心症・心筋梗塞 大動脈瘤・大動脈解離 その他

実績

血管外科

手術分類名 H30年度 R1(H31)年度 R2年度 R3年度 R4年度
下肢静脈瘤手術 82 80 46 63 69
血管内焼灼術(グルー治療を含む) 71 76 41 58 66
抜去切除術 11 4 5 5 3
末梢動脈手術 7 2 6 1 2
その他 7 2 2 0 2
合計 96 84 54 64 73
分類名 H30年度 R1(H31)年度 R2年度
延べ外来人数 1,978名 1,967名 1,548名
入院実人数 116名 104名 66名

血管外科の医師紹介

スーパーバイザー(非常勤医師)

中島 昌道(なかじま まさみち)

心臓血管外科全般

末梢血管外科 (特に閉塞性動脈硬化症、静脈瘤)

日本外科学会
日本胸部外科学会
日本心臓血管学会
日本血管外科学会
日本静脈学会

心臓血管外科専門医、日本外科学会認定医

部長

萩原 正一郎(はぎわら しょういちろう)

心臓血管外科全般 (特に末梢血管外科)

末梢血管外科 (閉塞性動脈硬化症、下肢静脈瘤)、フットケア、大動脈疾患(動脈瘤)

日本外科学会
日本心臓血管外科学会
日本血管外科学会
日本脈管学会
日本フットケア・足病医学会

日本外科学会認定医・専門医
日本脈管学会認定 脈管指導医・専門医
下肢静脈瘤血管内焼灼術 実施・管理委員会  下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による指導医
指定難病医療費助成制度指定医