総合リハビリテーション部

失語症のリハビリ

コミュニケーション力の向上を目指して

失語症では、伝えたい言葉や文字が出てこないだけでなく、言葉や文字の理解も難しくなります。
失語症のリハビリでは、言語機能の改善をはかるとともに、ジェスチャーや描画など言語以外の自己表現手段も検討し、人との交流力を向上させていきます。
また、社会参加を見据えて、スマホの使用、買い物など日常コミュニケーションの実践練習も行います。

失語症の方への対応実績(入院)

失語症が中核の方の実人数です。失語症があっても嚥下障害などその他の問題の方が大きい方は除きました。

コミュニケーション活動をさらに活発にするために

失語症への外来リハビリテーション

失語症では、症状に合った適切なリハビリを提供できれば、長期間にわたり言語機能が改善する可能性が高いと言われており、退院後も外来でのリハビリを継続させていただきます。

言語障害友の会 こすもす会

当院では1999年に言語障害友の会「こすもす会」を設立しました。
失語症の方々が集まって、お花見、納涼祭、忘年会と1年に3回のイベントを行っています。失語症の方々が気兼ねなく交流できる場所であり、御家族同士の助け合いの場にもなっています。

例年、八景水谷公園でお花見をしています