総合リハビリテーション部

地域リハ推進部門

地域リハビリテーション推進部門について

社会貢献・地域活動・新しい分野への挑戦
→当部門が目指すこれからの地域リハビリテーション

地域リハビリテーションとは、「障害のある子供や成人・高齢者とその家族が、住み慣れたところで、一生安全に、その人らしくいきいきとした生活ができるよう、保健 ・医療・福祉・介護及び地域住民を含め生活にかかわるあらゆる人々や機関・組織がリハビリテーションの立場から協力し合って行なう活動のすべて」と定義されています。
私達は地域リハの枠をもう少し広げて、地域に住む皆様の健康生活の延伸のためにリハビリの立場で貢献することを模索し続けて行きたいと思っています。
地域の皆様のニーズやお知恵をいただきながら、やれることを考えて参ります。

≪想定する活動≫
  • ・地域リハビリテーション広域支援センター
  • ・職能活動(専門職団体活動)
  • ・スポーツ選手等のコンディショニング
  • ・災害時ボランティア
  • ・地域イベント活動
  • ・災害リハビリテーション(JRAT)
  • ・スポーツ選手等の復帰サポート
  • ・スポーツイベントボランティア
  • ・自治会・老人会・婦人会・子供会等の活動
etc・・・

熊本地域リハビリテーション広域支援センター 熊本機能病院

熊本県の指定を受け、熊本市北区を対象地域として地域リハビリテーション(以下、地域リハ)支援活動を行っています。地域リハの効果的な支援として、指定要件とされている①研修会開催、②相談支援(電話・メール等による相談対応や出張相談)、③関係団体・機関等との連絡会議の開催のほか、リハ専門職の派遣調整、復興リハセンター活動への協力、市町村の地域支援事業への支援、そのほか地域リハの推進に必要な事業を行っています。
新型コロナウイルス感染症が、令和5年5月8日に5類感染症に変更されて以降、地域活動の再開に応じ、支援もオンラインから対面支援に戻りつつあります。

オンラインでの研修会 開催風景

オンラインでの研修会 開催風景

オンラインでの介護予防 体操指導風景

災害リハビリテーション支援

高齢者やお身体の不自由な方は、普段住み慣れた環境で生活をされています。ひとたび災害が起きると避難生活を余儀なくされ、それまでの環境とは大きく異なった場所で生活することになります。そのような場所では、普段できていたことができなくなり、生活が不活発になります。さらに、人との繋がりが希薄になります。災害によって被災した方々が本来の生活に戻ることを目的に、リハビリの視点から支援を行っていくことも私たちの役割です。

スポーツ活動支援

地域で活躍するスポーツ選手のサポートを行っています。内容は、理学療法士によるスポーツ選手のアスレティックリハビリテーション、障がいをお持ちの方のスポーツ活動支援、メディカルチェックや体力測定などスポーツ活動支援を行っています。併設の熊本健康・体力づくりセンターでも活動をしています。

メディカルチェック

体力測定やトレーニング指導

パラスポーツ

(公財)日本パラスポーツ協会公認パラスポーツ指導員資格、(一社)日本パラ陸上競技連盟特別指導者資格、(公財)日本スポーツ協会公認アスレティック・トレーナー資格を有する理学療法士が熊本地域、九州ブロック、競技団体で、当院総合リハセンターの理念に基づき活動を行っています。
障がいを持つ方のためのスポーツ教室(写真①)、国内の競技大会支援(写真②)等を行い、2021年には東京2020パラリンピック競技大会でNFトレーナー帯同(写真③④⑤)をするなど活動しています。

スタッフが活動している関連機関として、以下のホームページもご参照下さい。

  • ●熊本パラスポーツ指導者協議会
  • ●九州ブロック パラスポーツ指導者協議会
  • ●公益財団法人 日本パラスポーツ協会
  • ●一般社団法人 日本パラ陸上競技連盟

障がいを持つ方のためのスポーツ教室

国内の競技大会支援

NFトレーナー帯同

NFトレーナー帯同

NFトレーナー帯同