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9月17日、18日に第32回総合リハビリテーションセンター研修会を開催いたしました。


今回、畿央大学大学院 健康科学研究科 神経リハビリテーション学研究室 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターの森岡周先生をお迎えし、「半側空間無視の病態と介入戦略」と題し、2日間に分けてリモートでご講演頂きました。


半側空間無視があるのか、ないのかで判断するのではなく、詳細に評価し、サブタイプに分けることで、効果的に介入できるということを詳しくご教授頂きました。病態、メカニズムを理解することで各職種がどのように半側空間無視を呈する患者さんへ対応していかなければならないのか理解することができ、今後のチームアプローチに活かすことができると感じました。


今後はAIや臨床意思決定を補助するテクノロジー開発や活用が進んでいくということも話されていました。私達も日々の臨床での観察、記述を大切にし、研究、臨床の実践、継続をしていくことで、そういった分野の発展に寄与できるのではないかと感じました。

総合リハ部 理学療法課 中島裕太