スタッフブログ

2020年01月のアーカイブ

1月11日・12日の2日間にわたり、第27回総合リハビリテーションセンター研修会を開催しました。

講師に、桐蔭横浜大学スポーツ健康政策学部スポーツテクノロジー学科 教授 成田崇矢先生をお迎えし、「腰痛の評価と理学療法」というテーマでご講演いただきました。

現代の日本は5人に1人が腰痛持ちといわれ、医療・介護費の予算は50兆円を超える時代になりました。いままで長年悩まされた腰痛が治るなんて考えたら、国民も国家予算も幸せではないでしょうか。

講演は、腰痛の病態分類、機能解剖に始まり、それに基づいた評価、治療戦略、患者指導を2日間にわたり学ばせていただきました。機能解剖や病態の膨大な知識、世界で学んだ徒手療法、これらを織り交ぜた戦略的な介入と対象者への声掛けはまさにアートであり、研修を受けているスタッフの腰痛がどんどん改善されていく様子は圧巻でした。

私が特に印象に残っているのは、仮説―評価―検証を繰り返し痛みの原因を突き止めること、自身で腰痛をコントロールできるように成功体験やポジティブな声掛け、指導を行なうことでした。また、日頃から腰痛だけのテーマを広く深く学ぶ機会は少なく、多くのスタッフが今回の研修会を通して、病態の共通認識を持って効果的な方法で腰痛治療に立ち向かえるのではないかと感じています。
今回の研修会で学んだことを患者さんの幸せに繋がるよう、日々の診療に活かしていきたいと思います。

総合リハビリテーションセンター 理学療法士 加納雄太
こんにちは、広報スタッフです。
新年、あけましておめでとうございます。
「令和」初のお正月、みなさんはいかがお過ごしになりましたか?

当院では、毎年恒例の手づくりおせちを提供しました。

気になる元旦メニューは・・・。
朝食:お雑煮と祝い肴5種
昼食:お赤飯と折詰(海老の艶煮・松風焼き・紅白なます・黒豆・たたき牛蒡・お煮しめ・金柑甘煮・きんとん・昆布巻き・伊達巻)デザート
夕食:ご飯・ぶりの照り焼き(菊花かぶ添え)・茶碗蒸し・精進炊き合わせ・梅
朝・昼・夕と豪華なメニューです。

こちら、準備風景!折詰がずらり並ぶと壮観です~。
特におせち料理が入った昼食は調理スタッフ総出で作る力作なんです。金柑甘煮も種をとって丁寧に作ります。

飲み込みが難しい方に柔らかく仕上げた「嚥下調整食おせち」も毎年手づくりで提供していますが、今年は特に反響が大きかったそうです。

年末年始を病院で過ごされる方々に、少しでもクリスマスやお正月を感じていただきたいと、栄養部のメニューには力が入ります。クリスマスには手作りケーキを提供しました。

おひとりお一人に心を込めて・・・。
一日も早いご回復をお祈りしております。