スタッフブログ

総合リハビリテーション部

令和8年7月25日・26日の2日間にわたり「第54回総合リハビリテーションセンター研修会」を開催いたしました。

今回は、愛知学院大学 健康科学部健康科学科 / 名古屋大学大学院 医学系研究科の田中康博先生をお招きし、
『パーキンソン病と関連症状 基本となる症状とリハビリテーション』をテーマにご講義いただきました。

講義では、まずパーキンソン病の病態や関連症状、サブタイプ、治療法のエビデンスに関する考え方を広く学びました。
さらに、主に言語聴覚療法の分野である「発声・発語障害に対するリハビリテーション」について、
パーキンソン病患者の発声の特徴・要因と、治療のための具体的なアプローチ手法をご教授いただきました。
「LSVT LOUD」や「Manual Therapy」など、実技も交えながら深く学ぶことができました。

さらに今回は、当院の実際の患者さんにご協力いただき、田中先生自らが発声の評価と改善のための
リハビリテーション手技を実演してくださるという、大変貴重な機会も設けていただきました。

今回の講義を通じ、パーキンソン病の発話症状やリハビリテーションに関する専門的知識がより一層深まりました。何よりも、田中先生が持つリハビリテーションへの熱い想いと圧倒的なエネルギーに直接触れられたことは、日々の臨床に携わる私たちスタッフにとって、この上なく大きな刺激となりました。

お忙しい中、私たちのために情熱的で実践的なご指導をいただいた田中先生に、スタッフ一同、心より深く感謝申し上げます。

今回、田中先生からいただいた尊い学びとエネルギーを胸に、明日からの日々の臨床へ全力で活かしてまいります。
発話症状の改善を通じて、パーキンソン病患者様一人ひとりのQOL(生活の質)をより高められるよう、スタッフ一同、一層の研鑽を積んで参ります。



高齢者の腰痛・脊椎椎体骨折のリハビリテーション

令和6年5月16日・17日の2日間にわたり、桐蔭横浜大学の成田崇矢先生を講師にお迎えし、
「高齢者の腰痛および脊椎椎体骨折のリハビリテーション」をテーマに研修会を開催しました。

1日目は、椎体骨折の病態や痛みのメカニズムについて、基礎から臨床応用まで体系的にご講義いただきました。
2日目は、評価方法や治療アプローチに関する実技を中心に、臨床で直面する疑問に対して具体的な助言をいただきました。

圧迫骨折は当院でも経験する機会が多く、参加したスタッフからは多くの質問が寄せられました。
成田先生の「目の前の困っている患者を救いたい」という強い思いが伝わる講義内容であり、参加者にとって大変有意義な学びの場となりました。

今回得た知識と技術を日々の臨床に活かし、より質の高いリハビリテーションを提供できるよう、今後も研鑽を続けてまいります。

 









認定理学療法士(運動器)の新規取得を目指す方へ、
2026年度運動器認定理学療法士臨床認定カリキュラム教育機関研修会を開催致します。
熊本機能病院、成尾整形外科病院、東京整形外科ひざ・こかんせつクリニックの認定理学療法士を講師に迎え、
専門的で実践的な研修会となっています。

対面研修会では実技講習を交えて、明日からの臨床に役立つ内容となっております。
是非多くの皆様のご参加をお待ちしております。

参加ご希望の方は、下記要綱をご確認の上お申し込み下さい。
お申し込みは募集要項のURLもしくはQRコードからお願いいたします。

【日程】オンライン :①2026年10月4日(日曜)、②10月31日(土曜)、③11月1日(日曜)
対 面 :④2026年12月5日午後(土曜)、⑤12月6日午前(日曜)
【時間】①~③9:00~17:50、④13:00~17:50、⑤9:00~12:10
【形式】オンライン(LIVE配信)および対面研修
【定員】15名(定員になり次第締め切ります)
【受講費】 25,000円
【受講対象】登録理学療法士を取得されている方
【申し込み締め切り】2026年9月13日(日曜)*定員になり次第締め切ります

★受講スケジュール2026年度
★募集要項

お問い合わせ先:熊本機能病院 総合リハビリテーション部 理学療法課
担当:今屋将美
E-mail:imayamasami@yahoo.co.jp
電話:096-345-8111(代表)内線1856(外来リハビリテーション室)
令和7年12月13日・14日の2日間で、第51回総合リハビリセンター研修会を開催しました。

 
今回は、『嚥下障害への神経筋電気刺激療法の適応と実践 〜明日からの治療に活かすために〜』というテーマで、大和大学 保健医療学部 総合リハビリテーション学科 言語聴覚学専攻 教授の外山慶一先生にご講義いただきました。

 
1日目は、摂食嚥下障害に対する電気刺激療法の概要についてご講義いただきました。
電気治療の種類や治療原理、エビデンス、患者さんへの適用の仕方などについてご教示いただきました。

 
2日目は、実際の電気治療機器を体験しながら、患者さんに効果的に使用するための手技を学びました。
当院で使用している機器についても、細かい調整を加えることで治療効果をより高められることを理論的に学ぶことができました。

 
今回のご講義で、電気治療機器についての知識がより深まり、セラピストとして臨床で患者さんに適用し嚥下障害の改善につなげていくための明確な指標をいただいたように思います。
今回学んだことを日々の臨床で実践しながら、嚥下障害に対するリハビリテーションの質を高めていけるよう、スタッフ一同研鑽を積んで参ります。
 


 

 
令和6年12月7日〜8日に、文京学院大学学長福井勉先生に
『バイオメカニクスの基礎と皮膚運動学の臨床実践』というテーマで
ご講義いただきました。

1日目は座学で、バイオメカニクスの基本的な概念や皮膚運動学について説明していただきました。特に、人体の動きに関する力学的な理解が、患者さんへの治療やアプローチにどのように活かされるのかを具体的な例を交えて学ぶことができました。臨床での応用が一層明確になったと感じています。

2日目は実技の時間をいただき、皮膚運動学について教えていただきました。皮膚の誘導一つで身体の動きが大きく変化することを目の当たりにしました。触り方の重要性を改めてしることができました。

学んだ技術や理論を踏まえ、今後の臨床に生かし、患者さん一人ひとりに対してより個別化された治療を行っていきたいと考えています。

最後に福井先生には今回の貴重な学びの機会を提供していただき、心より感謝申し上げます。

 



 

今回は「エビデンスに基づいた認知症リハビリテーション」というテーマで、

大阪公立大学医学部リハビリテーション科田中寛之先生にご講義頂きました。

 


 

1日目は認知症についての基礎知識と、認知症の方への基本となる接し方についてご講義頂きました。

認知機能が低下している方の行動は、医療者から見れば問題行動として捉えられがちです。

しかし、その人が様々な経験から学んだ行動や記憶から呼び起こされた意味のある行動として捉えることが大切です。

こういったケアの考え方が「パーソンセンタードケア」であり、

認知症の方の視点に立って考え、リハビリテーションを行うことが大切であることを学びました。

2日目は認知機能、ADL、行動心理症状についてケースを用いて具体的なアプローチの考え方を学びました。

認知機能低下が招くADL障害が起こるタイミングの評価を行い、覚醒がよい時間帯に介入することや

不穏になる前の時間帯に介入することでストレス軽減になり、生活リズムの改善の一助となることを教わりました。

 

今回学んだことから、認知症に対してエビデンスを元に分析する視点を持ち、

真の意味で患者さんを中心としたチーム医療の実践を目指していきたいと感じました。

 

 


 

作業療法士 中嶋悠太

 
令和5年9月16日、11月29日に第43回総合リハビリテーションセンター研修会をオンラインで開催しました。

 

今回は、「脳の可塑(弾塑)性とリハビリテーション」というテーマで、

畿央大学大学院 健康科学部理学療法学科教授 ニューロリハビリテーション研究センター長である

森岡周先生にご講義いただきました。


 


 

1日目は脳神経が可塑的に変化することと、脳損傷後の運動機能回復のメカニズムについてご講義いただきました。

中枢神経系の回復のタイプやメカニズムを細胞レベルの変化から学ぶことが出来ました。

 

2日目はより臨床場面にそくした講演をしていただき、急性期から維持期までの回復過程に沿って

どのような考え方でリハビリテーションを行っていくのかを学ぶことが出来ました。

特に運動学習をより効率の良いものにするために、感覚入力や運動イメージをうまく利用していくことが大切だということが勉強になりました。

 

これからも患者様の日常生活動作の獲得、社会参加への復帰の一助となれるように研鑽を行っていきたいと思います。

 


 

理学療法士 井川 拓海
令和5年8月4日・5日の2日間でに第42回総合リハビリテーションセンター研修会をオンラインで開催しました。

 

今回は『肩関節リハビリテーション最前線』というテーマで、東北大学病院診療技術部リハビリテーション部門 部門長の村木孝行先生にご講義いただきました。

 


 

1日目は肩関節の解剖・運動学、患者様の多様性・機能障害の原因の多層性に対する検査・評価についてご講義いただきました。

特に肩甲上腕関節の運動が、上腕骨の回旋、隣接する関節や姿勢の影響などで変化するということを学びました。

2日目は原因の多層性に対する評価や評価結果に基づいた治療アプローチの方法を具体的に示していただきました。

臨床でよくみられる肩挙上時痛を分類し、機能低下の原因を特定するための評価、原因特定後の治療アプローチについて動画を交えて、わかりやすく説明していただきました。

村木先生のわかりやすい講義のおかげで、複雑で苦手意識のある肩関節に対して非常に興味深く、また腑に落ちる内容ですぐに臨床応用できるものばかりでした。

 

今回の講義で学んだことを実践し、患者様にさらに質の高いリハビリテーションを提供できるように今後も研鑽を積んで参ります。


 


文責:総合リハビリテーション部 理学療法士 莟祐弥
2023年度の運動器認定理学療法士臨床認定カリキュラム教育機関研修会を計画しております。

今年度は現地でのオンラインライブ配信と対面研修での研修会を企画しています。

下記要綱をご確認の上、是非ご参加下さい。参加ご希望の方はページ下部の募集要項よりお申し込みください。
【日程】

オンライン : ①2023年10月1日(日曜)、②11月4日(土曜)、③5日(日曜)

対     面 :   ④2023年12月2日午後(土曜)、⑤3日午前(日曜)

【時間】①~③9:00~17:50、④13:00~17:50、⑤9:00~12:10

【形式】オンライン(LIVE配信)および対面研修

【定員】20名(定員になり次第締め切ります)

【受講費】 25,000円

【受講対象】登録理学療法士を取得されている方

受講スケジュール2023   募集要項2023

お問い合わせ先:熊本機能病院 総合リハビリテーション部 理学療法課
担当:今屋将美
E-mail:imayamasami@yahoo.co.jp

電話:096-345-8111(代表)内線1856
3月24・25日の2日間で第41回総合リハビリテーションセンター研修会をZOOMで開催しました。

今回は『循環器疾患を合併する患者に対するリハビリテーション』というテーマで、順天堂大学保健医療学部理学療法学科教授/順天堂大学医学附属順天堂医院リハビリテーション室室長補佐の高橋哲也先生にご講義いただきました。



症状の把握や運動療法の基準など、循環器疾患の診方や身体所見・検査等の解釈、運動療法の実際、更には先生の取り組まれている最新の知見など教えていただきました。また、高齢患者さんの退院に向けた運動プログラムの考え方、評価すべき点も勉強になりました。すぐにでも実践できることばかりで、大変参考になりました。


今回の研修で学んだことを、日々のリハビリに活かしていけるようにスタッフ一同努力を続けて参ります。

高橋先生、お忙しい中大変ありがとうございました。


 

総合リハビリテーション部 理学療法課 龍佳那恵