スタッフブログ

真打の落語を聴く~ 桂 歌蔵 独演会

こんにちは、広報スタッフです。
年明けからなかなか更新できず、今年はじめての記事となりました。
寒さも少し和らいできましたね。

●桂歌蔵師匠の独演会を開催しました

これまでにも当院では様々なイベントを行ってまいりましたが、またまた初めてのイベントを開催いたしました。
なんと、落語の独演会!

熊本ではなかなか寄席に行って落語を聴く・・・ということはないかと思いますが、今回はご縁があって桂歌蔵師匠に当院で落語を披露していただけることとなりました。

●桂歌蔵師匠プロフィール

1992年に桂歌丸に入門。2005年に真打昇進。
国際交流基金主催の海外公演にて、英語落語を披露。各国で好評を博す。
今後も海外を中心に、英語落語の講演活動も積極的に行っていく予定。
執筆では、2009年文藝春秋「オール読物新人賞」最終5作品に残ったことを機に、高座の合間を縫って積極的に小説を執筆中。
本業では、都内寄席を中心に、全国のホールやライブハウス等、場所を選ばず精力的に古典落語の高座を務めている。

>>桂 歌蔵師匠ブログ『歌蔵日記』
ブログに当院にいらっしゃった時のことも書いて下さっています。


●さて、落語と言えば・・・

落語の独演会と聞いて、イメージする物と言えばなんでしょうか?
初めての落語の独演会ということで、当院のスタッフも色々と考えた様子。

会場に必要なものといえば、やはり座布団に、赤い布のかかった「高座」!

そして、出来上がったのがこちら。



前日から準備した、スタッフ手作りの高座です。
しかし、これが色々と考えた結果、なかなかの高さに。
画像の左側に写る踏み台が物語っております(笑)


●いよいよ開演!

地域の皆さん、入院患者さんなど、続々とお客様が会場に集まり、あっというまに座席が埋まっていきました。

前座を務めてくださったのは、熊本で活動されている落語家の中村 山椒さん。
熊本出身だからこそのお話も交えて、出だしから会場は笑い声でいっぱいに。



ちなみに山椒さんも高座が高いとおっしゃっていました(笑)
ですが、会場の一番後ろまでしっかりと見える高さではあったかと思います。



●桂歌蔵師匠の登場

そして、いよいよ《真打》桂歌蔵師匠の登場です。
今回、熊本にいらっしゃってからの活動のこともお話しいただき、古典落語を2席お話しいただきました。



会場の後ろで見ていると、自分の後ろに登場人物がいるんじゃないかと思うような目配りと動作で、本物のすごさを感じました。
客席の皆さんは、声を出し、手を叩いて笑っていらっしゃいました。
皆さん、とっても「いいお顔」をされていました。



桂歌蔵師匠、中村山椒さん、楽しい時間をありがとうございました。
会場から出ていくお客様から「こんな公演は、ぜひまたやってね」とニコニコ笑顔で言っていただきました。