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8月4日・5日に第42回総合リハビリテーションセンター研修会を開催しました

令和5年8月4日・5日の2日間でに第42回総合リハビリテーションセンター研修会をオンラインで開催しました。

 

今回は『肩関節リハビリテーション最前線』というテーマで、東北大学病院診療技術部リハビリテーション部門 部門長の村木孝行先生にご講義いただきました。

 


 

1日目は肩関節の解剖・運動学、患者様の多様性・機能障害の原因の多層性に対する検査・評価についてご講義いただきました。

特に肩甲上腕関節の運動が、上腕骨の回旋、隣接する関節や姿勢の影響などで変化するということを学びました。

2日目は原因の多層性に対する評価や評価結果に基づいた治療アプローチの方法を具体的に示していただきました。

臨床でよくみられる肩挙上時痛を分類し、機能低下の原因を特定するための評価、原因特定後の治療アプローチについて動画を交えて、わかりやすく説明していただきました。

村木先生のわかりやすい講義のおかげで、複雑で苦手意識のある肩関節に対して非常に興味深く、また腑に落ちる内容ですぐに臨床応用できるものばかりでした。

 

今回の講義で学んだことを実践し、患者様にさらに質の高いリハビリテーションを提供できるように今後も研鑽を積んで参ります。


 


文責:総合リハビリテーション部 理学療法士 莟祐弥