スタッフブログ

院内イベント

こんにちは、広報スタッフです。
空気が乾燥しているせいか、咳をしている方をよく見かけるようになりました。
今年はインフルエンザが昨年よりも1か月ほど早く流行すると予想されているそうです。
どうぞ、健康管理にお気を付け下さいね。

さて、なないろ森の保育園の元気な子ども達は、11月9日、介護老人保健施設 清雅苑を訪問しました。
ニコニコ笑顔で迎えてくださったご入所者の皆さんの前で、歌やダンスを披露しました。

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まずは、「どんぐりころころ」や「大きなくりの木の下で」をみんなで歌いました。
先生にマイクを向けられても、ハッキリ大きな声で、上手に歌ってくれました♪

そして、今日は先日のミニ運動会で披露したお遊戯をここでも披露~

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1歳児クラスは、NHKの番組「いないいないばぁ」でおなじみの「ぐるぐるどっかーん!」の歌に合わせてのお遊戯。
歌の途中でハイハイする部分では、みんなが一斉にハイハイ♪
それを見て、ご入所者の皆さんも「じょうずね~~」と声をあげていらっしゃいました。

続いて、2~3歳のお友達は、今子ども達に大人気の「エビカニビクス」!
可愛い衣装に着替えての登場です。

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ちょっぴりお兄さん、お姉さんになるとダンスの振り付けもしっかりと踊れます。

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カニのピースもばっちりです!
会場の手拍子もいただいて、みんなが笑顔のひととき。

おじいちゃん、おばあちゃんとの「ふれあい遊び」のコーナーも設け、子ども達から握手でご挨拶しました。
人見知りせず、自分たちから歩み寄っていく子ども達に、ご入所者の皆さんは「かわいい、かわいい」と大盛り上がりでした。

前回の訪問の時に「また来てほしい」と言って下さったお気持ちに応えられたようで、見ていた私も嬉しくなりました。
こんにちは、広報スタッフです。
毎月さまざまなイベントを開催している地域交流館ですが、11月5日(土)には初めての「足腰まつり」を開催しました。

●足腰まつりって?

今回、初めての開催となった「足腰まつり」、インパクトのあるイベント名なので、最初は院内のスタッフにも「えっ?!なにそれ?」と聞き返されていました。(笑)
お祭りのように楽しい気持ちで、足腰の元気を保つ方法を知ってもらおう!というイベントです。

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お祭り気分を盛り上げるために、のぼりも作りました♪

当日は、整形外科の医師による講話や熊本健康・体力づくりセンターのスタッフによる日頃からできる運動の紹介などを行いました。


●寝たきりを防ぐために「骨粗鬆症」を知ろう!

整形外科医師で、当院の骨粗鬆症センター長でもある清田による講話では、「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」のお話をさせていただきました。
この日は、スタッフはお祭り気分を盛り上げるためにハッピ姿で参加です。

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骨粗鬆症の話・・・というと難しい話になりそうですが、冗談も交えつつ、骨粗鬆症の予防や治療についてのお話を。
実際に診察する中で出会った繰り返し骨折される患者さんの話には、皆さん特に興味深げに耳を傾けていらっしゃいました。

予想以上にたくさんの方にお越しいただき、会場はちょっと狭いくらいになりました。


●熊本健康・体力づくりセンターのトレーナーによる体験講座

当院併設の施設である熊本健康・体力づくりセンターのトレーナーによる体験講座では、足と腰を元気に保つための方法や簡単にできる運動などをご紹介しました。

こちらは「正しいウォーキングの姿勢」講座の風景。
補助体操となる、スクワットとふくらはぎのストレッチを皆さんと一緒に行いました。

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いち、にー、さん、しー

簡単な運動ですが、トレーナーにポイントを説明してもらいながらの運動に、ウンウンとうなづきながら説明を体感されていたようです。
会場にいたスタッフ達も、見えないところで一緒にストレッチをしていました。


「腰痛予防体操を学ぶ」講座では、タオルを使ったご自宅でもできる体操をご紹介。
中にはメモを取りながら参加されている方もいらっしゃいました。

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呼吸や姿勢を意識しながら動作を行う事の大切さは、トレーナーから説明を受けながら行うと、よりしっかりと感じられます。
軽妙なトークに笑いも起こり、楽しく体を動かしました。


●ご参加ありがとうございました!


この他にも、看護師による血圧測定と健康相談、リハビリシューズ販売会など、それぞれのコーナーにたくさんの方にお越しいただきました。
足腰元気度チェックのコーナーでは、2種類の動作チェックで足腰チェックをさせていただき、イベント終盤には行列ができるほどでした。

初めてのイベントでしたが、皆さんの健康に対する興味の深さを感じられました。
今後もこのような機会を通じて、地域の皆さんの健康づくりに少しでも貢献できればと思います。
こんにちは、広報スタッフです。
阿蘇では初霜が見られたのことで、ゆっくりと「秋だなぁ」と感じる間もなく冬がやってきそうな冷え込みですね。
体調を崩されたりしていませんか?

様々なジャンルのコンサートなどを開催している地域交流館ですが、震災後はチャリティコンサートのお申し出をたくさんいただいております。
11月2日(水)に来てくださったのは、清永雅也さん。

●清永 雅也(きよなが まさや)さんのプロフィール

清永さんは熊本出身のシンガーソングライターで、現在は熊本の復興支援のためにチャリティライブなどの活動をされています。
1度耳にしたら忘れられないキャッチーなメロディラインとハスキーな歌声が特徴。
>>オフィシャルウェブサイトはこちら

2016年8月24日に発売されたアルバム1枚当たり1000円を熊本震災に寄付する活動を開始し、支援目標金額は100万円とのこと。
その一環として、今回のコンサートをお申し出いただきました。


●地域交流館でのコンサートの様子

コンサートが始まる前にピアノの演奏もしてくださった清永さん。
その音色に引き寄せられたお客様もいらっしゃいました。

清永雅也チャリティコンサート

ギターは今野允隆さん、ベースは藏座靖祥さん。
お2人とともに、清永さんのオリジナル曲を演奏していただきました。

清永雅也チャリティコンサート

写真中央が清永さん。
初めて聴く曲でも、一緒に手拍子をして、会場が少しずつ盛り上がっていきます。

清永雅也チャリティコンサート

温かみのある清永さんの歌声と、熊本を想う歌詞にこっそり涙を流していたスタッフも・・・。

コンサート終了後には、寄付する気持ちも込めてCDを購入してくださる方がたくさんいらっしゃいました。
歌声に感動された方の中には、何枚かまとめて購入される方も!
その場にいたスタッフにも嬉しいサプライズでした。

地域交流館では、不定期でボランティアの方によるコンサートなどを開催しています。
基本的に入場無料、どなたでもご参加いただけます。
今後もお知らせしていきますので、機会があればぜひご来院ください。

明日11月5日には、足と腰の健康について知って、体験もできる「足腰まつり」の開催を予定しております♪
こんにちは、広報スタッフです。
涼しくなるのかと思えば、半袖でも気にならない日もあり、まだ夏を引きずっているような感覚ですが、すでに10月も後半に入りましたね。

10月16日(日)には、爽やかな秋の日にぴったりのゴスペルコンサートが開催されました。
お越しいただいたのは、KUMAMOTO SOULMATICS MASSCHOIRの皆さん。

●KUMAMOTO SOULMATICS MASSCHOIR

現代ゴスペルの200曲以上をレパートリーに持つゴスペルグループ、SOULMATICS。
各地でのワークショップも開催されており、今回は主に熊本で活動されているKUMAMOTO SOULMATICS MASSCHOIRの皆さんが当院でボランティアコンサートを申し出てくださいました。

>>THE SOULMATICSの公式ホームページはこちら

●‟Amazing Grace”から‟ふるさと”まで

コンサートは、ゴスペルと聞いて思い浮かべる方も多い「Amazing Grace」から始まりました。
この他、「愛燦々」や「ふるさと」など、誰もが聞いたことのある歌も披露していただきました。

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当日、会場となった市民塾ホールは予想以上のお客様でいっぱいに!
スタッフが慌てて席を追加したほどでした。

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パワー溢れる歌声に、会場の活気いっぱいの雰囲気。
その歌声に涙されるお客様もいらっしゃったり・・・
それぞれが手拍子をしたり、体でリズムを取ったりと、音楽を「感じ取っている」といった感じでした。

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患者さんに歩み寄って歌ってくださる場面も。
こんなとっても距離の近いコンサートは、狭い会場ならではですね。

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ちょうど熊本地震から半年を迎える日でもありました。
ニュースなどで復旧、復興の現状が伝えられる中、あらためて地震発生の日を振り返った方も多かったかと思います。
コンサートのひと時は、前向きな気持ちになれたのではないでしょうか。
KUMAMOTO SOULMATICS MASSCHOIRの皆さん、ありがとうございました。
こんにちは、広報スタッフです。
当院併設の地域交流館では、その名の通り、地域の皆さんにご利用いただける施設として、毎月様々なイベントを行っております。
9月27日には熊本ひょっとこ笑福会の皆さんによる「ひょっとこ祭り」が開催されました。
>>熊本ひょっとこ笑福会のホームページはこちら

当日はたくさん方にお集まりいただき、イスが足りないくらいでした。
日舞やお手玉を使った踊り「おじゃめ」、思わず笑ってしまうユーモアたっぷりの踊りなどを披露していただきました。

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前半の踊りの披露にすっかり盛り上がったところで、観客の皆さんも一緒に「三百六十五歩のマーチ」を一緒に踊りました。

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お待ちかねのひょっとこ踊りでは、客席を囲むように踊り手の皆さんが練り歩き、ユーモラスな動作でたくさんの笑いが起こっていました。

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最後は観客の皆さんも立ち上がり、一緒になって炭鉱節を踊りました。
もう、なんだか会場全体がお祭り会場になったような雰囲気で、皆さんのいきいきとした笑顔が印象的でした。
歌と踊りの力はすごいですね!

終了後には「楽しかったよ~!ありがとう!」とのお声もいただき、いつものイベントとはまた違った活気を感じられました。

地域交流館では、不定期でボランティアの方によるコンサートなどを開催しています。
基本的に入場無料、どなたでもご参加いただけます。
今後もお知らせしていきますので、機会があればぜひご来院ください。
こんにちは、広報スタッフです。
昨日、9月19日は「敬老の日」でしたね。
今年はカレンダー通りだと大型連休とはいきませんでしたが、いつもよりはゆっくり過ごされている方も多いのではないでしょうか。

なないろ森の保育園では、敬老の日を前に隣接する介護老人保健施設 清雅苑を訪問しました。
4月の開園以来、はじめての訪問です。

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入所者の皆さんの前に並んで、「むすんでひらいて」や「げんこつやまのたぬきさん」などの手遊びをしました。
院内保育園があると、こんなイベントもできるんだね~と立ち会ったスタッフも笑顔に。

入所者の皆さんも一緒に、むーすーんで、ひーらーいーて♪と歌ってくださいました。

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歌の後は、ちょっぴり人見知りしながらも、おじいちゃん、おばあちゃんに歩み寄って握手!

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入所者の皆さんも笑顔で手を差し出してくださり、子どもたちも自然に触れ合うことができました。

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最後は、子どもたちの手のひらで作った「もみじ」をプレゼントしました♪
小さな手のスタンプが「もみじ」にピッタリ。

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あっという間のひと時でしたが、終了後には「可愛いかねー」、「また来て欲しいね」との声も聞かれました。
また新しい交流が生まれ、ほっこり嬉しくなる時間を過ごすことができました。
こんにちは、広報スタッフです。
当院にいると世界の音楽、様々な楽器の音が聞ける機会があります。
今回はヴァイオリン!

先日、9月13日はヴァイオリニストの瀬﨑明日香さんによるミニコンサートが開催されました。
瀬﨑さんは熊本ご出身で、ソロ、オーケストラとの共演等で活動をされています。
>>瀬﨑明日香さんのオフィシャルホームページはこちら

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今回はピアノ演奏のために、平成音楽大学の講師でもあられる谷脇裕子さんにもお越しいただきました。
会場となった地域交流館 市民塾ホールは、あまり広い会場ではありませんが、開演前からたくさんの方にお越しいただきました。

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演奏がはじまると、その音の響くこと!
小さなヴァイオリン一つで、こんなに音が響くのかと驚かされました。

≪当日演奏曲 一部≫
クライスラー
ウィーン風行進曲、美しきロスマリン

ベートーヴェン
ヴァイオリンソナタ 第9番「クロイツェル」より、第2・3楽章

ファリャ
儚き人生より スペイン舞曲

サラサーテ
ツィゴイネルワイゼン


演奏の合間には、ヴァイオリンという楽器の成り立ちや演奏される楽曲について丁寧に説明してくださいました。
作曲家のエピソードや楽曲の持つストーリーなどを知ってから聴くと、より深く音楽を感じられますね。

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見ている方、一人一人に語りかけるように近づいて演奏もしてくださいました。
全身で音楽を表現しているかのような演奏でした。
こんなに間近でプロのヴァイオリン演奏を見られることは、なかなか無いと思います!

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優雅で繊細な音から、力強い音であったり、とても軽快な音まで、ヴァイオリンの様々な音を聴くことが出来ました。
来場された方も一緒に「赤とんぼ」を歌うなど、心が温かく、豊かになるひと時を過ごしました。

最後は、感謝の気持ちを込めて花束の贈呈を。

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当日、職場体験に来ていた高校生にプレゼンターをお願いしました。

地域交流館では、不定期でボランティアの方によるコンサートなどを開催しています。
基本的に入場無料、どなたでもご参加いただけます。
今後もお知らせしていきますので、機会があればぜひご来院ください。
こんにちは、広報スタッフです。
実は、先週末からご紹介したいことが多くて、記事の投稿が追い付かなくなっています。

救急・防災の日イベントを開催した9月10日の夕方には、当法人スタッフの互助会主催による毎年恒例のビアパーティが開催されました。
「ビアパーティ」という名前ではありますが、スタッフが自分たちで出店を出し、家族連れで参加できる夏祭りのような人気イベントです。

飲酒運転はもちろん厳禁!!
飲み物はしっかり冷やして、ゴミの分別もばっちりできるように準備して、ビアパーティースタート☆

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今年は4月に開園した「なないろ森の保育園」のスタッフ、園児が始めて参加しました。
保育園の紹介も兼ね、園児たちのお返事タイム♪

先生にお名前を呼ばれると・・・

「はーい」と、しっかり手を挙げてお返事!

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まるで発表会のような雰囲気で、写真や動画を撮影する家族はもちろん、見ていたみんなが笑顔になったひと時でした。

そして、歌の発表~

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2歳児クラスの女の子たちを中心に、「おばけなんてないさ」など、とっても上手に歌ってくれました。

さて、今年の出店はというと・・・
こちらは定番のフランクフルトやパイナップル串を販売。

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パフェ専門店というお店も!
看板やメニューなども準備して、それぞれの工夫が見られます。

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焼き鳥やモツ煮なんてメニューもありました。

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食べ物だけではありません。
今年は保育園スタッフによるゲームコーナーが大人気でした。

金魚つりに夢中の子ども達。
「キラキラ光るのが取れたよ!」とうれしそうに見せてくれました。

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こちらは輪なげ。
可愛い輪なげセットは手作り。さすが保育士さんたちですね~!

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軽音楽部による演奏もありました。
「魔女の宅急便」の挿入歌の「やさしさに包まれたなら」など、おなじみの曲に会場はとってもいい雰囲気に。

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そして、こちらも恒例になったフラダンスショー♪
素敵な笑顔と本格的なフラダンスに、夏はもう終わりそうですが会場はリゾート気分?!

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楽しい雰囲気に、思わず前に出ていく子も!

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軽快な曲から、ゆったりとした曲まで、披露して下さいました。

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あっという間に涼しくなってきたこの頃ですが、夏の終わりに楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
今年は保育園が開園したこともあってか、例年より家族連れでの参加が多かったように思います。
職員同士の交流はもちろん、家族での交流も生まれたのではないでしょうか。
こんにちは、広報スタッフです。
「救急・防災の日イベント2016」では、昨日の記事では紹介しきれなかったハザードマップなどの展示や写真展示なども行いました。
そのうちの一つ、「熊本機能病院 熊本地震からの3日間」の写真展示をご紹介します。

熊本地震の発生直後から3日間の記録写真を展示しました。
あの時の恐怖を呼び起こすような写真もありますが、避難の様子など、感慨深げにご覧いただいていました。

4月16日
1枚目は東館内の様子、そして、新棟へ避難していただき仮の病棟となったレストランフロアなどの様子です。

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本震発生直後、旧本館、東館にご入院されていた患者さん全員に本館への避難をお願いしました。
それにより、現在の外来受付カウンター前も病棟としてお休みいただくスペースとなりました。

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断水が続く中、当院は幸いなことに地下水を確保することができ、トイレも通常通り使用可能でした。
地域交流館には、近隣にお住まいの方が延べ1500人避難されました。

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4月17日
ダメージの大きかった東館からベッドを搬出しました。
エレベーターが使用できないため、クレーンを使って窓からの作業となりました。

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全国から、心のこもった支援物資が昼夜問わず運び込まれました。

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大規模災害リハビリテーション支援関連団体協議会(JRAT)の活動本部が設置され、全国から駆け付けたリハ専門職(医師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師など)の拠点となりました。
約480名、延べ2,300名の方が支援に駆け付け、当院を拠点に様々な支援活動を行われました。

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4月18日
院内でも協議を重ね、安全を確認した上で、患者さんに旧本館棟への再移動をお願いしました。
その結果、18日より通常の外来診療を再開することが出来ました。

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今になって見ても、当時の緊迫した様子が伝わってきます。
体験したからこそできる備えもあると思います。
当院では、繰り返し確認し、新たなマニュアル整備なども進めております。
こんにちは、広報スタッフです。
週末のニュースなどで耳にされた方も多いかと思いますが、9月9日は「救急の日」でした。
救急の日は、その語呂合わせと、救急医療関係者の意識向上、救急医療や救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深めることを目的として昭和57年に厚生労働省(当時の厚生省)が定めたものです。
そして、防災の日は9月1日で、台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する日として定められています。

この2つに合わせ、当院では9月10日に「救急・防災の日イベント2016」を開催いたしました。

当日は地域交流館一帯を使用して、様々なブースを設けました。

「救急車を呼んで通報から到着までを知る」というブースでは、救急隊員の方にも参加していただき、救急車を呼ぶ時の流れをシュミレーション。

実際に119番の対応をされている隊員の方と、どのようにやり取りが行われるのかを体験できます。
突然の事態では、気が動転して、なかなかうまく説明できないものです。

通報シュミレーション
119番に電話すると、救急車が向かうために必要な情報を確認されます。
火事か救急か、場所はどこなのか、どういう状態か、焦っている時には的確に伝えることが難しくなります。
この時、落ち着いて救急対応の指導を受けることができれば、救命効果が高いそうです。

通報を受けて、救急隊が駆け付けます。

通報シュミレーション
いざという時、どれだけ落ち着いて対応できるかを考えさせられるブースでした。

そして、毎年子どもたちに大人気なのは本物の消防車、救急車の見学ブース!

消防車
「消防士になってみよう」ということで、子ども用の防火服を着てみることのできるブースもあり、憧れの消防士さんになった気分で消防車の前で記念撮影☆

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今年もたくさんの子ども達が興味津々に覗き込んでいました。

消防車
「我が家の防災リスト作成」ブースでは、いざというときの連絡先などをまとめておく防災リストを紹介。
実際に確認しながら作っていただきました。

我が家の防災リスト作成
備えておくことで、連絡先が分からなくなって途方に暮れる・・・ということはなくなりますね。

「心臓マッサージ・AED体験講習」ブースでは、救急蘇生の方法を体験。
この心臓マッサージが、想像以上に体力がいるものなんです。
力加減やリズムなど、一度体験しておくことは、とても大切なことです。

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AEDの使用は、音声ガイダンスがあるので思ったよりは簡単です。
不安に思わず、きちんと知って使えるようにしておけば、誰かの命を救うことができるかもしれません。

この他、救命救急士の方による講話や当院スタッフによる講話なども行われました。
今年は、熊本地震が発生したこともあり、より興味を持って参加される方が多かったように思います。

普段からの備えがどれほど大切か強く感じている時ではありますが、日が経つごとに備えを忘れてしまうこともあるものです。
今一度、ご自宅の備えなどを確認してみていただければと思います。

ご協力いただいた熊本市北消防署 清水出張所の皆様、ミドリ安全様、ありがとうございました。